正月休みに年度経営計画を考えることについて

正月休みに年度経営計画を考えることについて 経営戦略

【相談】

新年明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願い致します!

さて、正月になると、集中できる時間が取れるので、
新年の抱負(プライベート)と年度経営計画(仕事)について考えるようにしています。

プライベートに関しては、「○○を始める」ぐらいで時間がかからないのですが、
経営に関しては、それなりに時間が必要です。

なので、それなりにゆっくり集中できる正月休みに、
プライベートだけでなく、仕事についても考えるようにしています。

しかし、会社の決算月の多くは3月(弊社は4月)なので
タイミング的に微妙に中途半端になります。。

正月はプライベートに関して、決算月は仕事に関して、
と割り切るという案もありますが、
決算月の前後でゆっくり集中できる訳でもありません。

皆さんは、その点どのようにされているでしょうか?
何か良いやり方はないでしょうか?

【回答】ワクワクさん

抱負やチャレンジしたい事、実現したい事は年末年始にじっくり考えますよね。
私は今年、全然時間取れませんでしたが畳で抱負を筆書きしたいです。
来年からやろうと毎年思っていますが…。
来年は「明日やろうはバカ野郎」と書いてやる決意です。

さて、本題のご意見を述べさせて頂きます。

(1) 経営計画を立てる時期
年度経営計画については、
やはり会計年度に合わせた方が楽かとは思います。
多くの場合決算の結果を評価対象にしていますし、計画が決算内に反映されないと内外で評価しづらいのが理由の一つです。
効果的な時期、発想があれば特に縛られる必要もないと私は思っていますが…。
それからもう一つの理由は、
次期年度経営計画を立てるには、今年度の決算(精度の高い予測含む)も必要と思いますし、決算整理や税金、次期中間消費税額の見通しや役員報酬、役員賞与も未確定の時期に計画を立てるとすると、決算直後に軌道修正が必要になる可能性も出てきます。
軌道修正が悪というわけではなくない方が楽という意味です。外部との共有も会計年度単位が多いと思いますので、経営計画作成にあたりアドバイスももらいやすいと思います。
※効果的な軌道修正については恐れず実施する方がいいとは思います。それが中小事業の機動力で武器です。今日の常識が明日の常識ではない時代ですから。

(2) 時間がとりづらい
<案1、会計年度に合せる>
会計年度開始前後の時期では年末年始ほど時間が取れないとの事ですが、この問題については、どうにか毎年向き合う時間を作る仕掛けを計画した方がいいように思います。
自社の年間カレンダーが、もしなければ年末年始に毎年作成して…

続きを「ShareMenters」で読みませんか?【無料】

シェアメンターズは中小企業経営者向けのクラウド・ビジネス相談窓口です。
ビジネスに関する様々な困りごとについて多業種・多様な専門家たちが回答しています。
他者の相談と回答を参照することによってビジネス知見を深めることができます。

続きを読むには下記から無料会員登録してください。

経営戦略